誤差数センチ以内の高精度衛星受信モジュールで、社会を支える
マゼランシステムズジャパン株式会社は、世界でもトップクラスの衛星受信モジュール開発技術を持つ会社です。
今や多方面の産業から大きな注目を集める衛星測位技術をさまざまな分野に活用していただくため「高精度かつローコスト」な製品提供を基本として、日々研究および開発を進めています。
世界トップレベルを誇る受信感度と測位精度
弊社の多周波マルチGNSS測位モジュールは、L1、L2、L5、L6と同時に4つの信号のデータを受信し、解析することができます。
また、GPS、QZSSのみならず、各国が打ち上げている複数のGNSSの信号を受信できる「マルチコンステレーション」技術も持ち合わせています。
多くの信号、また、衛星に対応できるメリットは、データの誤差を補正し、より正確な測位ができるという点です。
それぞれの信号に合わせたデータの受信とその解析を1つのモジュールで行うためには、大変複雑なアルゴリズムが必要となります。
マゼランシステムズジャパン株式会社は、衛星測位モジュールのアルゴリズムに関して、世界に先んじた独自のノウハウをもっています。ここまで多くの信号を受信し、解析できる技術に関しては、世界トップの技術を誇ります。
高い技術力と独自開発で実用化に必要なローコストを実現
受信アンテナから高精度測位アルゴリズムの構築、ハードウェアの設計、ソフトウェアの設計等、衛星測位モジュールに必要な開発を、社内でほぼできる日本で唯一の技術集団です。
自社開発の強みは、今までの知見を活用することで、ハードウェアの部品点数を減らしソフトウェアで対処したり、特殊な部品ではなく汎用部品を使用するなど、柔軟な製品開発が可能となる点です。その結果、さまざまな分野で実用化していただきやすい、ローコストな商品開発につながっています。
IMU(Inertial Measurement Unit/慣性計測装置)も自社開発、世界有数のカップリング技術
マゼランシステムズジャパン株式会社の技術に関して、慣性計測装置であるIMUを自社開発している点も大きな特徴といえます。IMUとGNSSを同時に自社開発している会社は、世界を見渡しても4社のみであり、国内では弊社唯一となります。
IMUとGNSSをカップリングするためには高度な技術が必要ですが、IMUのフィルタリング技術を用いることで、様々な外乱による出力のばらつきを安定化することができ、どのような状況下でも安定的な高精度測位が可能となります。特に自動運転などではキーとなる技術であり、この先、屋内での衛星測位などを実現する場合にも、必須となる技術です。